英語で経営を学ぶスキルを段階的に伸ばしていく——国際経営学科コアカリキュラムBBLとは?

BBL主査 トンプソン・ジーン教授、国際経営学科4年次 馬場 愛梨さん【BBL主査と学生の対談】

2026/07/01

立教経営の学び

OVERVIEW

BBLでは、いかにしてグローバルなビジネススキルやリーダーシップが磨かれるのか。
学びの実像について、BBL主査のトンプソン・ジーン教授と、国際経営学科4年次の馬場 愛梨さんが語ります。

多様な背景を持つ学生とグローバルリーダーシップを磨く

馬場 愛梨さん(左)とトンプソン・ジーン教授(右)

—— BBLの特徴から教えてください。

トンプソン教授(以下、トンプソン):一番の特徴は、「段階的なアプローチ」による学習です。国際経営学科では英語で経営を学ぶことを前提としていますが、多くの学生は英語で学習した経験がほとんどありません。そこでBBLでは、英語による学びに自信を持ち、将来的に実社会のビジネスの現場で主体的に活躍できるよう道筋を設計。ビジネス特有の語彙や文章作成技術、さらにビジネスフレームワークを用いて批判的に考え、論理的に応用する力(クリティカル・シンキング)など、グローバルなビジネススキルを段階的に身につけていただきます。

馬場さん(以下、馬場):私自身、入学当初、アカデミックな英語には不安がありましたが、段階を踏みながら、英語での学習に自信が持てるようになりました。

トンプソン:馬場さんは国際経営学科在学中に学生がどのように変化をするかを示す好例だと思っています(笑)

—— 馬場さんは、なぜ立教大学の経営学部国際経営学科を選ばれたのですか。


馬場:幼少期に海外で生活した経験があり、コンビニのマーケティングを見て「ビジネスって面白い」と思ったのが原点です。英語そのものを勉強するというより、英語を使って経営を学びたい。BBLでは、その両方ができそうだと感じました。

—— 実際に入学してみて、最初の印象はどうでしたか?

馬場:他の学生の意欲の高さに驚きました。皆のバックグラウンドも多様で、授業も一方通行ではなく、常に意見を求められる。互いに切磋琢磨する雰囲気があって、「引っ張り上げられる」感覚がありました。

トンプソン:BBLではプロジェクトベースの学習方法を採用しています。留学生を含む、多様な価値観を持つメンバーとのグループワークを通じて、将来、海外で生活するときやグローバルチームで働くときに必要となるリーダーシップを磨くことができます。これもBBLの大きな特徴の一つですね。

学生の希望や関心に沿ったフレキシブルなサポート体制

—— 馬場さんが印象に残っているプログラムはありますか。

馬場:EAP2※1とABP※2ですね。EAP2では、リサーチクエスチョンの設定からプレゼン、論文作成までをすべて自分たちで行いました。ABPでは、バーガーキングジャパンさんと連携し、実在企業の課題に向き合う経験ができました。理論と現実のギャップを体感できたのは大きかったです。

—— トンプソン先生は、指導するうえで意識していることはありますか。

トンプソン:現代はキャリアの選択肢や価値観が多様化している時代です。それを踏まえ、私たち教員も、学生一人ひとりのニーズ、つまり将来の希望や関心にできるだけ寄り添いながら、授業内容を設計し、キャリアに関する助言も含めた柔軟なサポートを心がけています。

馬場:私も以前、トンプソン先生にコンサルティング業界に興味があるとお伝えしたところ、経営学の知識にとどまらず、実務で求められるプレゼンの進め方やスライドの作り方、話し方まで、将来を見据えた具体的なアドバイスをいただきました。さらに大学院進学に際しては、おすすめのプログラムをご紹介いただき、とても参考になりました。

—— 最後に、どのような学生にBBLをおすすめしたいですか。

馬場:好奇心と向上心があれば、楽しめる環境だと思います。何か一つでも「やりたい」がある人には、必ず得るものがあります。

トンプソン:立教大学経営学部では経営の知識を、社会に変化を起こすための手段として捉えています。ビジネス活動を通じて社会に良い影響を与えたいという情熱を持てる学生さんに、ぜひ来ていただきたいですね。


※1 English for Academic Purposes 2 (EAP2)。2年次に受けるプログラム。
※2 Advanced Business Project(ABP)。BBLの集大成となるプログラム。

トンプソン・ジーン教授
英語による専門科目教育とビジネスでリンガフランカとしての英語を研究。最近の論文では日本の高等教育における英語による専門科目教育の課題や成功事例を研究している。
馬場 愛梨さん
筑波大学附属坂戸高等学校を卒業後、2022年に立教大学経営学部国際経営学科に入学。「5年間一貫プログラム」を利用し、学部4年次の秋学期から大学院生として学びを深めている。
※本記事は「2026年度発行の経営学部 学部案内」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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