企業とのコラボレーションを通して実践的に学ぶ経営
産学連携プロジェクト
2025/07/01
立教経営の学び
OVERVIEW
企業とのコラボレーションをご紹介します。
リーダーシップ入門(BL0)

入学してすぐに全員参加型の産学連携プロジェクトに挑む。
1年次の春学期に開講される「リーダーシップ入門(BL0)」。ビジネスの最前線で活躍する連携企業から提示される「正解のない課題」の解決に、グループワークで取り組んでいきます。授業のクライマックスのひとつは、それぞれのチームが練り上げたビジネスプランを競い合う学内コンテスト。全90チームの中から、企業での本社プレゼンテーションを担う代表チームが発表された瞬間には、毎年多くの学生が喜びや悔しさを爆発させます。ビジネスの現場の熱量を肌で感じながら、向上心と好奇心に火を灯す授業です。
入学初日から、企業とのコラボレーションがはじまる「ウェルカムキャンプ」
立教経営に入学した誰もが驚くイベント、それがウェルカムキャンプ。入学直後にBLPを体験し、企業との実践に戸惑いながらも熱狂する2日間を過ごします。2024年度の様子をお届けします。

ウェルカムキャンプは挨拶と目的説明から始まり、アイスブレイクで新入生が交流。今年の連携企業発表に会場は大盛り上がり。OB・OGセッションやダンス企画で一体感が生まれ、クラスコンテンツでは自己紹介を通じて親睦を深めました。

新入生は「サントリーホールディングス株式会社」について学び、リーダーシップ目標を設定。全員が主体的に参加しました。企業課題「豊かと感じる飲食体験」を考えるワークでは、各班が本選進出を目指しました。学部長からプレッジカードを受け取り、立教経営の一員としての意識を新たにしました。

本選では「1人飯を充実させる商品」「気軽に屋台を開くプラン」「共働き世帯の子ども向けオンライン食事」など、多彩なアイデアが発表されました。投票と企業の審査で各賞が決定し、大盛況のうちに終了。最後に運営陣作成の動画が流れ、クラスごとに記念撮影を行い、温かい「ウェルカム」の想いに包まれたイベントとなりました。
専門演習(ゼミ)
ゼミでのより高度なトライはまさにリーダーシップの実践。
2年次から受講する専門演習(ゼミ)では、さらに複雑で高度なプロジェクト課題にチャレンジします。
2年次から受講する専門演習(ゼミ)では、さらに複雑で高度なプロジェクト課題にチャレンジします。
1.株式会社東武百貨店 池袋本店 × 佐々木宏ゼミ

若年層向けハロウィン商品開発プロジェクト
若い世代の集客を図るため、ハロウィン向け7種類の商品を企画しました。これらの商品は、期間限定で同店の食品フロアで販売されました。
成果と学び
若い世代の集客を図るため、ハロウィン向け7種類の商品を企画しました。これらの商品は、期間限定で同店の食品フロアで販売されました。
成果と学び
- 「見てびっくり・食べて楽しい」2度楽しめる商品を、デパ地下の店舗と開発。実践的なマーケティング経験を積み、消費者のニーズを踏まえた商品企画や販促活動の重要性を学びました。
2.株式会社ZOZO × 高岡美佳ゼミ

立教生が手がけたスウェット ZOZOTOWNで受注販売
学生が立教大学のロゴやイメージカラー、モチーフを用いたデザイン案を作成、プロのデザイナーが仕上げたカレッジスウェットを制作しました。完成した商品は、「ZOZOTOWN」で受注販売されました。
成果と学び
学生が立教大学のロゴやイメージカラー、モチーフを用いたデザイン案を作成、プロのデザイナーが仕上げたカレッジスウェットを制作しました。完成した商品は、「ZOZOTOWN」で受注販売されました。
成果と学び
- 立教の伝統と上品さを大切にしながら、若者の感性を反映したデザインを考案しました。この活動を通じて、ブランドマネジメントやマーケティングを学びました。
3.EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 × 中原淳ゼミ

中途採用者社員向けオンボーディング施策促進プロジェクト
企業が直面する「中途採用者が定着し、活躍できる環境づくり」という課題に対し、現状と理想のギャップを明確にし、より効果的な解決策を提案しました。
成果と学び
企業が直面する「中途採用者が定着し、活躍できる環境づくり」という課題に対し、現状と理想のギャップを明確にし、より効果的な解決策を提案しました。
成果と学び
- 調査を基に組織の現状を可視化し、企業の課題解決に貢献。プロジェクトを通じて、論理的思考力やデータ分析力を磨き、実践的な学びを深めました。
4.三菱地所株式会社 × 舘野泰一ゼミ

ワーケーションの魅力を引き出すデザイン提案プロジェクト
伊豆下田の三菱地所ワーケーション施設を活用し、街並みを探索しながら、地域の人々へインタビューなどフィールドワークを実施。現場での実体験をもとに、多様な価値を掛け合わせた提案を行いました。
成果と学び
伊豆下田の三菱地所ワーケーション施設を活用し、街並みを探索しながら、地域の人々へインタビューなどフィールドワークを実施。現場での実体験をもとに、多様な価値を掛け合わせた提案を行いました。
成果と学び
- 斬新なアイデアに留まらず、ビジネスとしてどう成立させるかの視点も重視。ブラッシュアップを重ね、最終プレゼンは三菱地所本社で実施をしました。
5.日清食品ホールディングス株式会社 × 田中聡ゼミ

日清食品ホールディングス社の新卒採用アップデートプロジェクト
就職活動をまだ未経験の学生ならではの、先入観のない斬新な発想と、ゼミで学んだ人材マネジメントの理論や知見を生かし、企業の採用課題を調査・分析。新たな新卒採用戦略プランを提案しました。
成果と学び
就職活動をまだ未経験の学生ならではの、先入観のない斬新な発想と、ゼミで学んだ人材マネジメントの理論や知見を生かし、企業の採用課題を調査・分析。新たな新卒採用戦略プランを提案しました。
成果と学び
- 企業担当者がメンターとして学生を終始サポート。ビジネス現場に近い形で学びを深めました。最終プレゼンでは「次年度の採用計画に反映したい」と高評価。企業と学生がともに学び合う機会となりました。
6.株式会社ボーダレス・ジャパン × 村嶋美穂ゼミ

企業コラボワークショップ「ビジネスの力で社会問題を解決する選択」
社会課題の解決を目指すソーシャルビジネスを学び、経営学の知識を生かして課題に取り組むことで、社会問題への具体的なアプローチを模索しました。
成果と学び
社会課題の解決を目指すソーシャルビジネスを学び、経営学の知識を生かして課題に取り組むことで、社会問題への具体的なアプローチを模索しました。
成果と学び
- 実践的なワークショップを通じて、社会課題の分析を行い、ソーシャルビジネスの視点から、解決につなげるプロセスを修得しました。
※本記事は「2025年度発行の経営学部 学部案内」をもとに再構成したものです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。