2026/02/24 (TUE)

【実施報告】舘野ゼミ×サントリー「大学生のための新しい飲食体験」をデザインするプロジェクトを実施しました

OBJECTIVE.

立教大学経営学部の舘野泰一ゼミナール(以下、舘野ゼミ)は、2025年度の産学連携プロジェクトとして、サントリー株式会社(以下、サントリー)と連携し、「大学生のための新しいお酒体験をデザインせよ!」というテーマに取り組みました。

本プロジェクトは、ライフスタイルの多様化や若者のアルコール離れ・健康志向が高まる現代において、学生自身が実社会の課題解決に挑戦し、次世代の視点から新たな価値を創造することを目的としています。

プロジェクトの背景:若者とお酒の新しい関係性を探る

今回のプロジェクトは、単に商品を売るための施策ではなく、「若者とお酒の関わり方」そのものを再定義することを目指して開始されました。

学生たちは「お酒=アルコールを摂取するもの」という固定観念を取り払い、ノンアルコール飲料も含めた広い視野で検討を行いました。「場 × サービス × 商品」という掛け合わせによって生まれる、これまでにない体験価値のデザインに挑みました。

プロジェクトの成果:「大学ならでは」の提案

約半年間の活動を経て、サントリー本社にて最終発表会が実施されました。 全9チームが、それぞれの切り口で「未来のお酒体験」をプレゼンテーションしました。
クライアント賞 受賞(1班・8班)
厳正な審査の結果、見事クライアント賞を受賞したのは、1班(メンバー:半田萌恵花、一場咲穂、伊藤有那、石澤愛、太田雄大)と、8班(メンバー:渡辺優美、中山陽寧、木島陸 、大野愛奈)のチームです。

1班のプランは、大学内であえて「適切に飲酒する機会」を設けることで、お酒との正しい付き合い方を学ぶというアイデアでした。大学で飲酒を許可するという大胆な発想の背景には、お酒の危険性を一方的に伝えるだけでなく、より良い付き合い方を学ぶ場を持つべきという視点が含まれていました。その視点の斬新さと実践的意義が高く評価されました。

8班のプランは、近年注目される「ノンアルコール飲料」に着目しました。単に飲まない選択をするだけでなく、食と飲料の多様な組み合わせやペアリングを楽しむための「場」づくりを提案し、その具体性と新しいライフスタイルへの洞察が高く評価されました。

その他にも「推し活と飲食を組み合わせた提案」など、既存の枠にとらわれない多角的なアイデアが発表され、会場を沸かせました。

1班

8班

参加学生の声:実現可能性とアイデアの間で

プロジェクトを通じて、学生たちはマーケティングの実務的な視点だけでなく、アイデアを形にする難しさと楽しさを学びました。

参加した学生の一人は、活動を次のように振り返っています。

「『大学生の新たなお酒の楽しみ方をデザインする』という課題に対して、私たちは『大学内でお酒を飲める場を、あえて設ける』という提案を行いました。

大学でお酒を飲めるようにするのは、一見常識から外れたアイデアです。しかし、お酒の危険性を認識した上で、正しい付き合い方を学ぶ場を作ることについて探究しました。この困難な提案をプレイフルさと実現可能性の両面で形にできたことが、大きな自信につながりました」

実社会の課題に対し、学生ならではの自由な発想と、企業が求める実現可能性の両立に挑んだ経験は、学生たちにとって大きな自信と学びの機会となりました。

今後も舘野ゼミでは、企業との連携を通じて、社会に新たな価値を提案する活動を続けてまいります。

舘野ゼミとは

舘野ゼミは、最先端のリーダーシップ教育を研究・実践するゼミです。世の中の矛盾に満ちた課題を、遊び心を持って向き合うリーダーの育成をテーマにしています。企業との産学連携プロジェクトや、舘野ゼミオリジナルのアート展示会「た展」の開催を通じて、社会の中で実践をしながらリーダーシップの育成、研究をしています。

報告:舘野ゼミ5期生 経営学部 国際経営学科 3年 大矢侑果

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