2025/09/17 (WED)
8/5(火)経営学部のオープンキャンパスの様子をお届けします
OBJECTIVE.
立教大学の池袋オープンキャンパスが8月初旬、3日間の日程で開催されました。経営学部は8月5日(火)、学部説明や複数の体験授業プログラムを実施し、猛暑のなか多くの高校生や保護者の方々に足を運んでいただきました。ご参加してくださった皆さま、誠にありがとうございました。
ここでは、経営学部が実施した体験授業の中から、経営学科のコアカリキュラムであるビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)と国際経営学科のコアカリキュラムであるバイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)の授業の様子をご紹介します。
BLPとBBLの体験授業を主体的に進行するのは経営学部の学生たちです。学生たちは、高校生たちに楽しみながら立教経営の魅力を知ってもらえるよう入念に準備を重ねてきました。授業の最大の特徴は初対面の仲間たちと行うグループワークです。自分たちが日頃経験している実践的な学びの楽しさを実感してもらい、グループワークを通じて、立教経営ならではのリーダーシップを知って欲しいという想いを胸に体験授業運営に臨みました。
*体験授業BLPとBBLプログラムは事前予約制で、予約開始直後に募集定員に達しました。参加をご希望されたすべての皆さまのご期待に添えず申し訳ございません。
ここでは、経営学部が実施した体験授業の中から、経営学科のコアカリキュラムであるビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)と国際経営学科のコアカリキュラムであるバイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)の授業の様子をご紹介します。
BLPとBBLの体験授業を主体的に進行するのは経営学部の学生たちです。学生たちは、高校生たちに楽しみながら立教経営の魅力を知ってもらえるよう入念に準備を重ねてきました。授業の最大の特徴は初対面の仲間たちと行うグループワークです。自分たちが日頃経験している実践的な学びの楽しさを実感してもらい、グループワークを通じて、立教経営ならではのリーダーシップを知って欲しいという想いを胸に体験授業運営に臨みました。
体験授業BLP(午前・午後の部開催:定員1クラス35名×各回7クラス)
「ビジネスプランづくりを通してリーダーシップについて学ぶ授業。立教経営の先輩がファシリテーターとして運営」担当教員:舘野 泰一准教授

BLPの体験授業では、経営学部の公認団体である高大連携学生プロジェクトの学生スタッフが、アイスブレイクの題材から授業の教材までワークの内容を一から作り上げ、当日はファシリテーターとして授業を運営します。
まずはジェスチャー伝言ゲームで緊張の面持ちの参加者たちに笑顔がこぼれ始めたら、4~5人のグループに分かれてワークの開始です。「友だちとの距離がぐ〜〜〜っと縮まる新商品を開発せよ!」というお題が出され、発表に向けてワークに取り組みました。
まずはジェスチャー伝言ゲームで緊張の面持ちの参加者たちに笑顔がこぼれ始めたら、4~5人のグループに分かれてワークの開始です。「友だちとの距離がぐ〜〜〜っと縮まる新商品を開発せよ!」というお題が出され、発表に向けてワークに取り組みました。

ワークではアイデアの幅に広がりを持たせるため、まず個人で考えた後、グループでアイデアを共有するなど段階を踏んで進んでいきます。各ワーク前には、学生スタッフが丁寧に、時にはジェスチャーを交えながら、考え方や進め方を説明します。ワークの途中に「こう考えてみたら?」「そのアイデアいいね!書いちゃえ!」など声をかけて励ますと、机の上は高校生たちのアイデアの書かれた付箋でびっしり埋まっていきました。

その後はグループで話し合いながら模造紙に意見をまとめ、いざ発表タイムです。
初対面の仲間たちと作り上げた自分たちだけのプランにはたくさんのアイデアや工夫が溢れていました。別チームの発表を熱心に聞く姿、そして自信を持って自分たちのプランを発表している姿から、短時間にもかかわらず高校生たちの大きな成長ぶりが伺えました。
初対面の仲間たちと作り上げた自分たちだけのプランにはたくさんのアイデアや工夫が溢れていました。別チームの発表を熱心に聞く姿、そして自信を持って自分たちのプランを発表している姿から、短時間にもかかわらず高校生たちの大きな成長ぶりが伺えました。

立教大学に青春を作りにぜひ来てください !
学生スタッフ: 鈴木理子さん(国際経営学科4年)のコメント
高校生の素の意見、フレッシュな意見を引き出すことを意識して臨みました。みんな最初は戸惑いながらも、徐々に緊張が解けて意見を出し合っていたと思います。ワークを通して親密度がアップして仲良くしてくれたことも嬉しいです。もちろん、議論が停滞する場面もありましたが、出してくれた意見を深掘りするなど助け舟を出しながらアイデアを引き出すよう努めました。内容が難しかったかなと感じる部分もあったので分かりやすく説明する工夫がより必要だと勉強になりました。高校生たちが楽しんでくれている様子を見て、授業のリアル感を体感してもらえたと確信しています。
高校生の素の意見、フレッシュな意見を引き出すことを意識して臨みました。みんな最初は戸惑いながらも、徐々に緊張が解けて意見を出し合っていたと思います。ワークを通して親密度がアップして仲良くしてくれたことも嬉しいです。もちろん、議論が停滞する場面もありましたが、出してくれた意見を深掘りするなど助け舟を出しながらアイデアを引き出すよう努めました。内容が難しかったかなと感じる部分もあったので分かりやすく説明する工夫がより必要だと勉強になりました。高校生たちが楽しんでくれている様子を見て、授業のリアル感を体感してもらえたと確信しています。

大学で人生が変わるほどの経験ができました。皆さんもそれぞれの貴重な経験ができることを願っています!
学生スタッフ: 髙田瞬さん(経営学科2年)のコメント
アイスブレイクで参加者の緊張が一気にとれた後は、みんな積極的になって、その後のワークがとてもやりやすかったです。進行中は意識しておどけたり、高校生からの発言が少ないときは「これは誰の案?」など声かけしたり、議論が進むようフォローに徹しました。その結果、積極的に意見が飛び交ういいワークができたと思います。反対に、運用側での準備不足や認識の統一を図る必要性を感じて改善点にも気づけたし、組織全体を見て足りない部分を把握する力がつき、自分自身も成長させてもらいました。また、大学1年生スタッフの進行がとても上手で、数カ月でこんなにも成長するのだと感心しました。来年の活躍が楽しみです。先輩学生が活躍する姿を見てもらって、高校生に何かを感じてもらえていたら嬉しく思います。
アイスブレイクで参加者の緊張が一気にとれた後は、みんな積極的になって、その後のワークがとてもやりやすかったです。進行中は意識しておどけたり、高校生からの発言が少ないときは「これは誰の案?」など声かけしたり、議論が進むようフォローに徹しました。その結果、積極的に意見が飛び交ういいワークができたと思います。反対に、運用側での準備不足や認識の統一を図る必要性を感じて改善点にも気づけたし、組織全体を見て足りない部分を把握する力がつき、自分自身も成長させてもらいました。また、大学1年生スタッフの進行がとても上手で、数カ月でこんなにも成長するのだと感心しました。来年の活躍が楽しみです。先輩学生が活躍する姿を見てもらって、高校生に何かを感じてもらえていたら嬉しく思います。
体験授業BBL(定員30名)
「経営を英語で体験!先輩と学ぶビジネスワークショップ」担当教員:Kelly Cargos助教

BBLの体験授業では、学生スタッフ6 名が準備段階から教員の授業運営のサポートを行います。授業で使用するスライド作成や進行用スクリプトの作成など時間をかけて準備をしてきました。
受付を済ませ一歩教室に入ると、英語だけの世界が始まります。授業はすべて英語で行われ、グループワーク中のちょっとした雑談も英語のみです。先輩学生たちの自己紹介を聞いた後はゲームで緊張ほぐし。笑顔がこぼれ始めた後は、ミニクイズをしながら、時には笑いをとりながら、学生スタッフが代わる代わるワークの目的や進め方を説明します。良い例、悪い例のイメージを見せながら説明したり、説明中も楽しい雰囲気を出したりと各所に工夫がみてとれました。
受付を済ませ一歩教室に入ると、英語だけの世界が始まります。授業はすべて英語で行われ、グループワーク中のちょっとした雑談も英語のみです。先輩学生たちの自己紹介を聞いた後はゲームで緊張ほぐし。笑顔がこぼれ始めた後は、ミニクイズをしながら、時には笑いをとりながら、学生スタッフが代わる代わるワークの目的や進め方を説明します。良い例、悪い例のイメージを見せながら説明したり、説明中も楽しい雰囲気を出したりと各所に工夫がみてとれました。

競合他社2社の競合優位性を比べるワークでは、先輩たちからもらった切り口をヒントに、高校生はペアワークやグループワークで積極的に意見を出し合い、プランを練り上げました。そして各チームのプランをポスターにまとめ、投票で1位のチームを決めます。僅差で見事1位をとったチームには文房具の賞品が贈られ、参加者全員には参加賞が贈られました。全員参加型のアクティビティの実施にあたり、誰一人とりこぼさないことを意識した声かけが功を奏し、多くの笑顔があふれるなか授業は終了となりました。

授業の後には、高校生からの質問に答えるコーナーがありました。「英語力はどれくらい必要?」「受験にあたってどんな準備が必要?」など熱心に質問を投げかける高校生や、一つひとつ丁寧に時間をかけて答える大学生の姿が印象的でした。この体験授業で、楽しさを感じつつも何かをつかんで帰ってもらいたいという先輩学生たちの想いは通じていたようでした。

色々な大学があるけれど、学びたい気持ちを大切に、自分を信じて決めてください。楽しい大学生活を送ってほしいです!
学生スタッフ: 湯淺日瑶里さん(国際経営学科3年)のコメント
ゲーム開始後に参加者に笑顔が見えてほっとしました。授業中は自分の高校時代を思い出し、少しでも彼らの手助けをしたい、楽しさを感じてもらいたいという気持ちで一杯でした。参加者の英語力には差があると思ったので、全員に理解してもらえるようにはっきり、ゆっくり、シンプルな単語を使うことを意識しました。議論の突破口が開かないときには、例を見せたり、声をかけたりと学生スタッフがすぐサポートに入りました。大きなジェスチャーで説明し、ゲームで盛り上げてクラス全体の雰囲気が和らいだからか、活発な意見交換ができていました。時間がタイトだった面が改善点ではありますが、その場でしか分からない個々の高校生の理解度に合わせて、臨機応変に対応できたと思います。
ゲーム開始後に参加者に笑顔が見えてほっとしました。授業中は自分の高校時代を思い出し、少しでも彼らの手助けをしたい、楽しさを感じてもらいたいという気持ちで一杯でした。参加者の英語力には差があると思ったので、全員に理解してもらえるようにはっきり、ゆっくり、シンプルな単語を使うことを意識しました。議論の突破口が開かないときには、例を見せたり、声をかけたりと学生スタッフがすぐサポートに入りました。大きなジェスチャーで説明し、ゲームで盛り上げてクラス全体の雰囲気が和らいだからか、活発な意見交換ができていました。時間がタイトだった面が改善点ではありますが、その場でしか分からない個々の高校生の理解度に合わせて、臨機応変に対応できたと思います。

今、強い決意や熱意がないからと焦らなくても大丈夫です。入学後に自分のやりたいことをじっくり見つけるといいですよ!
学生スタッフ:ヘイズ海さん(国際経営学科2年)のコメント
ワークで仕上がったデザインを見たときには、高校生の視点を知って新鮮だったし、面白さを感じました。参加者の雰囲気は、初対面ということもあり最初は互いに手探り状態でしたが、海外経験が豊富な人も多く積極的で、意見が活発に交わされていました。とにかく楽しんで参加して欲しくて、グループワーク中は様子を常に伺い、内容に詰まっていると気づいたらすぐに話しかけることを心掛けました。私自身は緊張した場面もありましたが、担当したミニクイズで自分の狙いどおりに参加者が声を合わせて答えてくれたときは嬉しかったです(笑)。英語力を心配している受験生もいると思いますが、「英語で学びたい、話したい」という気持ちが一番大切なので、入学後にどんどん周りに話しかけてブラッシュアップすればいいと思います。
ワークで仕上がったデザインを見たときには、高校生の視点を知って新鮮だったし、面白さを感じました。参加者の雰囲気は、初対面ということもあり最初は互いに手探り状態でしたが、海外経験が豊富な人も多く積極的で、意見が活発に交わされていました。とにかく楽しんで参加して欲しくて、グループワーク中は様子を常に伺い、内容に詰まっていると気づいたらすぐに話しかけることを心掛けました。私自身は緊張した場面もありましたが、担当したミニクイズで自分の狙いどおりに参加者が声を合わせて答えてくれたときは嬉しかったです(笑)。英語力を心配している受験生もいると思いますが、「英語で学びたい、話したい」という気持ちが一番大切なので、入学後にどんどん周りに話しかけてブラッシュアップすればいいと思います。
教室に入ったときには固い表情だった高校生たちも、先輩学生たちが声かけしていくうちに、笑顔がこぼれ、意見を積極的に出し合い、活発なグループワークを実施できました。実際の授業を体感してもらい、立教経営で学ぶ具体的なイメージを持っていただけたと思います。授業が終わった頃には、あちらこちらで同じグループの仲間と写真を撮る姿が見受けられました。