2025/03/19 (WED)
経営学部の庄司 朗さん、栃木SCで今季の活動を開始しました!
OBJECTIVE.

立教大学体育会サッカー部の庄司朗さん(経営学科4年)が2024年10月、栃木県宇都宮市を拠点とするJリーグ所属のプロサッカーチーム「栃木サッカークラブ」(以下、栃木SC)と契約を結びました。
昨年はサッカー部の副将として重圧を背負いつつ、関東大学サッカーリーグ戦1部昇格を目指しました。しかし、惜しくもその悲願は叶いませんでした。そんな苦楽をともにした仲間や後輩への想い、4年間のサッカー生活、そしてプロサッカー選手としての意気込みについて、1月からJリーガーとして新たな人生を歩み始めた庄司さんにお話を伺いました!練習から帰宅直後の大切な休養時間にもかかわらず、快くインタビューをお引き受けくださいましてありがとうございました。
昨年はサッカー部の副将として重圧を背負いつつ、関東大学サッカーリーグ戦1部昇格を目指しました。しかし、惜しくもその悲願は叶いませんでした。そんな苦楽をともにした仲間や後輩への想い、4年間のサッカー生活、そしてプロサッカー選手としての意気込みについて、1月からJリーガーとして新たな人生を歩み始めた庄司さんにお話を伺いました!練習から帰宅直後の大切な休養時間にもかかわらず、快くインタビューをお引き受けくださいましてありがとうございました。
サッカーと歩んできた道、恩師の教えを胸に
2歳上の兄の影響で6歳からサッカーを始めました。ただ、当時は野球の方が好きだったので習い事の一つという感覚でした。小学4年生のとき、初めてサッカーチームのセレクションに参加し、結果は補欠。サッカー人生で初めて挫折を味わいました。負けず嫌いな性格もあり、その出来事をきっかけにサッカーへの取り組み方が変わり、サッカーを競技と捉えるようになりました。
サッカー人生で最も嬉しかったのは、高2のインターハイで全国優勝したことです。中学生のときから願っていた大きな夢が叶った瞬間でした。逆に辛かったのは、昨年大学のサッカー部が関東リーグ戦2部から3部に降格したことです。振り返ると、その期間中は焦りがあり、ネガティブな心理状態だったと思います。直面した状況で何ができるのか、何が最善であるかを考え、気持ちを切り替えることの大切さを痛感しました。
こういうとき心の支えになっているのは、中学時代の監督の教えです。「物事に一喜一憂せず、自分にできることをこつこつと努力し続ける」ことの重要性を常に教えてくださった、サッカー人生で一番影響を受けた方です。当時はプレーの良し悪しに気持ちが浮き沈みしがちな私でしたが、調子の悪いときでも努力を続け、平常心を保つことが今でも考え方の軸になっています。
サッカー人生で最も嬉しかったのは、高2のインターハイで全国優勝したことです。中学生のときから願っていた大きな夢が叶った瞬間でした。逆に辛かったのは、昨年大学のサッカー部が関東リーグ戦2部から3部に降格したことです。振り返ると、その期間中は焦りがあり、ネガティブな心理状態だったと思います。直面した状況で何ができるのか、何が最善であるかを考え、気持ちを切り替えることの大切さを痛感しました。
こういうとき心の支えになっているのは、中学時代の監督の教えです。「物事に一喜一憂せず、自分にできることをこつこつと努力し続ける」ことの重要性を常に教えてくださった、サッカー人生で一番影響を受けた方です。当時はプレーの良し悪しに気持ちが浮き沈みしがちな私でしたが、調子の悪いときでも努力を続け、平常心を保つことが今でも考え方の軸になっています。
立教経営での学びを糧に
サッカー部での4年間を振り返ると、悔しさを感じることが多かったです。9番ストライカーとして2年生から試合に出場させてもらってきましたが、昨シーズンは満足のいく結果を残せず、チームに貢献できなかったという悔しさです。また、主将が怪我で離脱をしているときには、副将としてキャプテンマークをつけてチームをまとめる役割を担いましたが、引っ張る力が足りない自分自身に悔しさを感じていました。
こうした中で、立教経営でリーダーシップを学んだ経験は副将としての立ち位置を確認することに役立ちました。ただ、難しいことは抜きにBLPの授業は純粋に楽しかったです!企業様から提示される課題に対して、グループワークでビジネスプランを提案する授業があるのですが、私のチームはクライアント賞と教員賞の2つの賞をいただきました。周りのチームメイトに引っ張られ、助けられて素晴らしい結果を得ることができました。サッカーの舞台でもまったく同じことがいえます。一人ひとりが自分のできることで、チームに貢献するというリーダーシップを学びました。
立教経営の学びが活かされる場面は今でも日常生活に多々あります。例えば、「プレーの調子が悪い」状態を課題と考えます。その課題解決のために、「調子が悪い」原因をいくつか枝分かれさせリスト化し、一つひとつの問題点を浮き彫りにしていくと、おのずと解決策が見えてきます。このように自分で考えて行動する力がつき、サッカーにも多いに役立てることができています。
こうした中で、立教経営でリーダーシップを学んだ経験は副将としての立ち位置を確認することに役立ちました。ただ、難しいことは抜きにBLPの授業は純粋に楽しかったです!企業様から提示される課題に対して、グループワークでビジネスプランを提案する授業があるのですが、私のチームはクライアント賞と教員賞の2つの賞をいただきました。周りのチームメイトに引っ張られ、助けられて素晴らしい結果を得ることができました。サッカーの舞台でもまったく同じことがいえます。一人ひとりが自分のできることで、チームに貢献するというリーダーシップを学びました。
立教経営の学びが活かされる場面は今でも日常生活に多々あります。例えば、「プレーの調子が悪い」状態を課題と考えます。その課題解決のために、「調子が悪い」原因をいくつか枝分かれさせリスト化し、一つひとつの問題点を浮き彫りにしていくと、おのずと解決策が見えてきます。このように自分で考えて行動する力がつき、サッカーにも多いに役立てることができています。
プロへの挑戦、そして目指す未来
関東リーグ戦を観にいらしていた栃木SCの方に声をかけていただいたことが、チームに入るきっかけとなりました。チームの練習に1週間参加させてもらった後、正式なオファーをいただきました。入団が決まったときは、率直にいうと安堵の気持ちでいっぱいでした。将来に対する不安や進路が決まらない焦りがあったので、これからサッカーを続けられるという純粋な喜びです。それと同時にプロの世界に足を踏み入れるという想いが込み上げ、身が引き締まりました。

©TOCHIGI SC
学生とプロ選手の間には、一つひとつの試合に対する想いや緊張感に圧倒的な違いがあります。例えば、プロの場合は練習の準備や体のケアにかける時間が長く、すべてにおいて入念な準備を行います。学生の場合は、サッカーをやりたいという熱い気持ちがあればその環境を手に入れられますが、プロはそのチャンスをつかみとるために毎回人生がかかっていることも大きな差だと感じます。
今後の目標はもちろん、チームのJ3優勝、J2昇格です。そして、早く試合に出場してチームの勝利に貢献することです。自分の強みである運動量を活かして、攻守ともチームに献身的に貢献する姿を見ていただいて、ファンの方々に応援してもらえるプレイヤーになります。また、ピッチ外でも自覚と責任を持った社会人であるよう心掛けます。
そして将来的には、J2、J1リーグへとステップアップして大きな舞台で活躍したいです。
今後の目標はもちろん、チームのJ3優勝、J2昇格です。そして、早く試合に出場してチームの勝利に貢献することです。自分の強みである運動量を活かして、攻守ともチームに献身的に貢献する姿を見ていただいて、ファンの方々に応援してもらえるプレイヤーになります。また、ピッチ外でも自覚と責任を持った社会人であるよう心掛けます。
そして将来的には、J2、J1リーグへとステップアップして大きな舞台で活躍したいです。
支えてくれた人々へ感謝、そして後輩たちへ託す想い
サッカーは私の人生にとって「軸」です。寝ること、食べることなど生活する上でまず、「サッカーをするには何がベストか」を考えて選択してきました。すべての行動の選択の軸にあるのがサッカーです。この大切なサッカーを今後も続けられるのは、家族、監督、チームメイトや友だちなど数多くの人々のおかげだと感謝しています。例えば家族は、私のサッカー生活に合わせ生活スタイルを変えてサポートを続けてくれました。例を挙げればきりがないほどたくさんの方に支えてもらってきたので、感謝という言葉では言い表せませんが、皆さんに今後の活躍を見てもらいたいと切に思います。特に、進路に悩んでいた自分の夢を後押ししてくれた両親には、自分の選択が間違っていなかったと証明したいです。
これから立教大学サッカー部を背負う後輩たちへのメッセージとしては、私はどちらかというとポジティブタイプではないので(笑)どう伝えるか迷うところなのですが、関東3部優勝と2部昇格をぜひ果たして欲しい、ということです。またプロを目指している選手もいるので、最後まで諦めずに、ぶれずに自分自身を信じる大切さも伝えたいです。「ダメなときでもやる、できると思ってやる、できるまでやり続けること」を大切にしてほしいです。
これから立教大学サッカー部を背負う後輩たちへのメッセージとしては、私はどちらかというとポジティブタイプではないので(笑)どう伝えるか迷うところなのですが、関東3部優勝と2部昇格をぜひ果たして欲しい、ということです。またプロを目指している選手もいるので、最後まで諦めずに、ぶれずに自分自身を信じる大切さも伝えたいです。「ダメなときでもやる、できると思ってやる、できるまでやり続けること」を大切にしてほしいです。