2024/03/04 (MON)

3月3日(日)~4日(月) BLP春合宿2024 実施報告

OBJECTIVE.

BLP春合宿2024が行われました。BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)を運営する教員と学生スタッフが参加し、秋学期授業の振り返り・春学期授業のキックオフを行いました。年齢やコースを越え、BLP全体のつながりが強固なものとなりました。

2日間の流れ

3月3日(日)
13:00 教員向けオープニングセッション
14:00 イントロダクション
14:10 コースリーダープレゼン
15:00 アイスブレイク
15:20 全体ワーク①
16:45 全体ワーク②
18:10 夕食
20:40 懇親会
23:00 就寝

3月4日(月)
7:30 朝食
9:00 分科会(BL0, BL1, BL2)
11:00  全体会(振り返り)
12:00 クロージング/写真撮影
12:30 昼食
13:30 後片付け
14:00 解散

1日目(3月3日(日))

イントロダクションでBLPの仕組みや学生スタッフ制度などについて再確認し、BLP主査・舘野先生からBLPにおける「リーダーシップ」「良いリーダー」の定義についての説明がありました。

コースリーダープレゼンでは、BL0・BL1・BL2各コースリーダーからのお話がありました。
24BL0のテーマは「自ら変化を作り出せ!」。ツールを活用し、以前より学生運営陣が連携できるようになり安定した運営ができるようになっています。土台がしっかりとしていることでさらに挑戦しやすい環境を整えられてきました。今後は教員の強みも活かしながら「本気で取り組むことがかっこいい」という文化をはぐくむことを目指します。
23BL1は、授業の振り返りと授業後アンケートやイベントの実施後アンケート結果の共有がありました。より分かりやすく論理思考について説明できること、自分の言葉で自分らしいリーダーシップについて表現できるようになることを目指した授業設計の改良を行いました。アンケート分析から論理思考に対する「難しい」という印象が払拭できつつあることが分かりました。
24BL2は、より実践に近い形でビジネスを体感し、様々な環境でリーダーシップが発揮できるような土台作りを目指します。受講生が「チーム視点でリーダーシップを発揮する」、「協力企業様や教員からのフィードバックでチームとプランを立て直す」、多忙な中でもタスクに忙殺されるのではなく「計画的に取り組み見通しを持って最大の成果を発揮する」ことができることを重視した授業運営を行っていく予定です。

アイスブレイクでは、2024年ウェルカムキャンプで実施予定のワークを、BL0運営の学生たちが練習として司会進行しました。会場全体が盛り上がり、教員と学生たちが自然と笑顔で打ち解けることができました。
全体ワーク①では、与えられた状況設定をもとに、問題を整理し、解決する方法についてグループワークを行いました。チェーンカフェに勤めている設定で、モチベーションの低いスタッフとそれによるサービスの低下について悩んでいる場合、どのように状況を改善していくかを考えます。グループごとに付箋や模造紙を使ってまとめていきました。その後、宇田先生から考え方について模範例をもとにした解説があり、イノベーター理論やキャズム理論など、経営学的な知識を用いつつ、論理的な課題解決方法プロセスを学ぶ機会となりました。
また、舘野先生からはリーダーシップ教育の観点感から、自己理解・他者理解・組織理解、「責任・権限」について正しく理解し活用すること、「点」ではなく「線」で考えてリーダーシップを発揮することの重要性についての解説がありました。
全体ワーク②では、教員・学生ごとに会場が分かれ、それぞれミーティングを行いました。教員の会場では、授業期間中に教員同士の交流の機会は少ないため、自己紹介や情報交換を密に行い、連携を確認しました。一方、学生の会場では各学年が入り混じったグループごとに、各々が考えるBL0/1/2についてや、楽しみなこと・不安なことなどについて話し合い、各コースの詳細や運営ノウハウなどを理解し合いました。
懇親会では、自由にお菓子を食べながら普段なかなか話さない人とも雑談を楽しみ、コースを超えて親睦を深めました。学生幹事がみんなで楽しめるクイズ形式のコンテンツも作成してくれ、大盛り上がりでした。
※未成年飲酒防止のための対応をしています。

2日目(3月4日(月))

分科会は、コースごとに分かれて活動しました。
BL0は、班ごとの打ち合わせを行った後、4月に新入生向けに行われるウェルカムキャンプに向けたダンスの練習、撮影があり、教員も巻き込んで踊りました。その後ウェルカムキャンプで新入生に出題予定のお題を実際に学生運営陣で取り組み、ブラッシュアップを行いました。
BL1では、受講生の様子や学生スタッフの取り組み、コースの方針など、様々な視点から振り返ることで活発な議論をすることができました。
BL2は、改めて自己紹介をして相互理解を深めた後、自分がやりたいことややるべきことと、他の学生運営陣から期待されていることをワークを用いて整理したうえで、個人目標の設定を行いました。
最後は全体会場にて全員で振り返りを行いました。「BLPが今後どうなっていくのかが楽しみであると同時に、自分たちも運営する立場としてたくさん変化をもたらしていきたいと感じた」「普段深く関わることの無い方々と一緒にBLPについて話したり、経験したことを共有したことで、新しい視点やヒントを得られた」といったコメントがあり、春合宿の意義が感じられる締めくくりとなりました。

各コースリーダーのクロージングコメント抜粋

BL0担当・舘野先生…今までの繰り返しでは物足りず、どんどんレベルアップしていきたいです。BLPで学んだみなさんが社会に出て活躍していってくれたら嬉しいので、これからもこのような場で共通認識を持ってよりよくしていきましょう。
合宿のような場があることでコースを越えてより身近につながることができたのも良かったです。ぜひ今後もこのつながりを大切にしていきましょう。
BL1担当・宇田先生…リーダーシップが行動ベースに落とし込まれているのが春合宿実施の良い点だと思います。BLPでリーダーシップの最小三行動がありますが、学生運営陣が今回のように実際にどんな行動に移せるのかを考え、率先してBLP全体がより良いものになります。
BL2担当・辻先生…実際に一緒にご飯を食べて同じ時間を過ごすことは、チームビルディングの上で非常に大切なものだと感じました。今後もBLPがワンチームになって進んでいければ良いと思います。2日間お疲れ様でした。
最後に、春合宿の運営にはコースリーダー・事務局のみならず、学生幹事のみなさんがスムーズな進行にご協力くださいました。しおりの作成、アイスブレイクや懇親会のコンテンツ作成、備品準備、当日運営フォローなど、たくさんのご協力本当にありがとうございました。
また、「四季の湯温泉ホテルヘリテイジ」の皆様にも、心から感謝申し上げます。

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