2022/02/04 (FRI)
株式会社電通様×株式会社WOWOW様と経営学部高岡美佳ゼミナールの産学連携プロジェクト
OBJECTIVE.
経営学部高岡美佳ゼミナールは、株式会社電通様×株式会社WOWOW様に向けて、WOWOW様のアニメ事業に関する提案を行いました。
1 プロジェクト企画と準備
高岡ゼミでは「企業のブランドに関する課題に取り組むことで、社会で戦えるマーケティング力を手に入れる」ことを目的として活動しています。今般、電通 ラジオテレビビジネスマネジメント室ラジオテレビ統括部長 遠藤正樹様、WOWOW 佐々木様および佐藤様より、共同クライアントとしてゼミに動画配信サービス業界のブランディングについて考えてほしいというオーダーを頂きました。
近年、動画配信サービス業界では熾烈な競争が繰り広げられ、互いに得意とする領域に事業を拡大する動きが顕著となっています。今回は、WOWOW様の得意とするライブやスポーツといったジャンルではない、アニメをターゲットとして、『アニメビジネス、アニメコンテンツを通じて、WOWOWのブランド戦略を考えてください』という課題をいただきました。
近年、動画配信サービス業界では熾烈な競争が繰り広げられ、互いに得意とする領域に事業を拡大する動きが顕著となっています。今回は、WOWOW様の得意とするライブやスポーツといったジャンルではない、アニメをターゲットとして、『アニメビジネス、アニメコンテンツを通じて、WOWOWのブランド戦略を考えてください』という課題をいただきました。
2 プロジェクトの経緯
キックオフ(12月6日)
キックオフでは、遠藤様からのお話をもとに、WOWOW様の現状や目指すビジョン、本プロジェクトへの期待、課題などをゼミ内で共有しました。この内容を受け、ゼミ内で2・3年生混合の7つのチームを作成し、提示していただいた課題に向けて活動をスタートしました。なお、今回のプロジェクトは、来年度のゼミ活動を意識して2年生主体でチーム運営を行いました。
途中経過
各チームは、WOWOW様の企業分析やアニメ業界の現状分析などを通して、プランの作成を行いました。またその過程で、遠藤様およびWOWOW様に質問させていただくと同時にご指導をいただきました。
最終発表(1月13日)
当日はオンラインにて最終発表を行い、クライアントである電通様より遠藤様、WOWOW様より佐藤様、長谷川様にお越しいただき、ご審査をいただきました。提案の評価軸は、①実現性(すぐに達成・実現できるか)②影響力(サービス加入促進が見込めるか)③意外性(学生らしさのある発想か)④独創性(他社が真似できないか)です。全チームが発表した後、クライアント様それぞれが優れていると評価した提案を選抜し、賞を授与してくださいました。クライアント様からは、「現状分析をもとに仮説を立てて細かなプラン設計を行なっていることに感心しました。学生視点での提案は斬新で聞いていて面白い提案でした。」とご講評いただきました。
振り返り
電通様×WOWOW様との共同プロジェクトを通じて、エンタメ業界についての知識を深め、自ら新たなプランを提案する機会を得たことで、私達にとって大きな成長につながりました。また、クライアント様よりいただいた丁寧なフィードバックによって、より実務に近い視点で本プロジェクトに関わることができました。 各チームからの提案は「教育現場で活かすアニメ」「アニメのパーソナライズ化」「視聴者参加型のアニメ考察番組」などWOWOW様の様々な強みを用いた施策となっており、他班の提案からゼミ生自身も刺激を受けられるものとなりました。また今回は2年生主体で取り組んだことで、新たな学びと課題を見つけることにつながりました。
本プロジェクトは、実践形式で、ゼミ活動で学んできたブランディング手法に関する知識を生かすことで、1年間の活動の集大成となる貴重な経験となりました。
本プロジェクトは、実践形式で、ゼミ活動で学んできたブランディング手法に関する知識を生かすことで、1年間の活動の集大成となる貴重な経験となりました。