2021/09/01 (WED)

一般社団法人日本マーケティング・ リサーチ協会様と経営学部佐々木宏ゼミナール の産学連携プロジェクト

OBJECTIVE.

産学連携プロジェクトのご報告(一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会様&立教大学経営学部佐々木ゼミ)

経営学部佐々木宏ゼミナールは、一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(以後JMRAとする)と連携し、本年度新規に開設されたマーケティングリサーチャー向けセミナー「マネージャー育成講座」の企画・実施にご協力いたしました。ビジネスマンチームと学生チームが、ケーススタディで与えられた同一課題に取り組み、その成果を競い合った結果、学生1チームが敢闘賞を受賞しました。

講座開設に先立つ準備とご協力

ゼミのコアメンバー5人(安宅 勇輝、石井 賢三、齊藤 真理衣、中村 欧介、山口 璃々)が、講座で用いるビジネスケースの執筆に協力し、全編62ページにわたる「ハマリカー」(横浜を拠点に店舗展開をする酒類卸・販売業者)のケーススタディ資料を完成させました。
ゼミで創作したJMRA講座向け ケーススタディ資料

ゼミで創作したJMRA講座向け ケーススタディ資料

5月14日プロジェクトキックオフ 

プロジェクトが開始され、JMRA・JIS認証支援センター長(元株式会社インテージ取締役 マーケティング情報事業部長)一ノ瀬裕幸様よりレクチャーが行われました。課題は、「ハマリカー」のブランド力復活に向けた新規事業の提案です。学生は7チームに分かれ、7月のプレゼン大会に向けてそれぞれケースの分析作業に入りました。

7月9日(ゼミ内選抜プレゼン大会)

JMRAの審査員の前で各チームがプレゼンテーションを行い、3チームがコンペティションに進むことになりました。

7月28日(JMRAでのコンペティション)

「マネージャー育成講座」の受講者で、同じケース課題に取り組んだマーケティングリサーチャー3チームと、選抜された学生3チームが、JMRAの審査員7名の前でプレゼンテーションを行いました。厳正な審査の結果、学生1チームが敢闘賞を受賞しました。本プロジェクトで苦労した点について、受賞チームから「仮想のケーススタディだからこそ、データをしっかりと汲み取りプランに反映させなくてはならず、大変なところがあった」、「ビジネスマンチームのプレゼンテーションは徹底的にデータ分析に基づいた提案で、課題と理想を埋めるまでのプロセスに学生との差を感じた」(3年:前田久美子)などの感想をいただきました。一方、審査員からは、学生チームの提案に対し「面白い発想だ」、「斬新なビジネスプランだった」、「社会人は現実的、学生は発想がユニークで折衷案が出せればよい提案ができると思った」などのコメントがありました。また、今回の産学連携でご指導いただいたJMRA一ノ瀬様からは、「学生の皆さんには制約条件に縛られず、自由に発想を膨らませていただきました。社会人チームには新鮮で、とてもよい刺激になりました。今後もそうした視点を忘れずに、勉学に励んでください」とのエールをいただきました。

マーケティングリサーチャーチームと経営学を学ぶ学生チームが同じ課題に取り組み、互いの成果を開示し合うことで、私たちはプロが行う緻密な分析に基づく提案と、学生の提案レベルとの間に大きな差があることを強く認識できる貴重な機会になりました。私たちにとっては、またとない実践的なマーケティング・リサーチの学習の場となりました。
(経営学部3年 中村欧介)