2019/08/06 (TUE)
じゃらんリサーチセンターの北嶋緒里恵氏が専門科目「eビジネス&マーケティング」にて特別講演
OBJECTIVE.
2019年6月7日、専門科目『eビジネス&マーケティング』(担当:大嶋淳俊)において、株式会社リクルートライフスタイル じゃらんリサーチセンター主任研究員の北嶋緒里恵氏による特別講演「マーケット・地域の変化・予測から考察 観光・未来需要のつくり方」が行われ、約300名の学生が聴講しました。
最初に、じゃらんリサーチセンター(以下、JRC)の取り組みを紹介していただきました。JRCは、「変わる地域の、力になります」という理念の下、「観光に関する研究」「観光や地域復興支援」「情報発信」に取り組んでいるとのことでした。
次に、「じゃらん宿泊旅行調査2018年」や「2030年観光の未来予測」の研究結果を紹介していただきました。これらの研究結果を基に仮説検証を行い、サービスの企画へと繋げているそうです。
地域の支援にも研究から得た情報が役立てられています。現状を踏まえ、予測から見えてきた将来の機会を活かす支援を行います。例えば、日本ではキャッシュレス化の推進がインバウンドを後押しすると予測すれば、地域で導入の推進を行うとのことです。
情報発信は既存顧客にとどまらず、未来の顧客も見据えて行われています。潜在顧客である若者に対する情報発信の発想は斬新です。「0円で体験する」という形態をとることで、地域の観光資源に触れる機会を創っています。一時的なサービスに見えますが、将来の需要創造となる情報発信を越えた画期的なプロジェクトだと思いました。JRCは、じゃらんが観光業のステークホルダーとの関係において高い価値を創造する基盤になっていることが分かりました。
講演後、学生からの質問にも丁寧にお答えいただきました。将来の需要に関することや今後のじゃらんのサービス提供などについて、私たちにも分かりやすい言葉を使って解説してくださいました。
今回の講演を通して、情報の持つ価値を再認識することができました。情報を活用してよりよいサービスを提供したいという北嶋さんの生き生きとした表情が印象に残る講演でした。付加価値の高いサービスは、「よいものを活かしたい」という熱い思いと「情報」が融合すると生まれると感じました。
報告:経営学科3年 宮崎まはる
次に、「じゃらん宿泊旅行調査2018年」や「2030年観光の未来予測」の研究結果を紹介していただきました。これらの研究結果を基に仮説検証を行い、サービスの企画へと繋げているそうです。
地域の支援にも研究から得た情報が役立てられています。現状を踏まえ、予測から見えてきた将来の機会を活かす支援を行います。例えば、日本ではキャッシュレス化の推進がインバウンドを後押しすると予測すれば、地域で導入の推進を行うとのことです。
情報発信は既存顧客にとどまらず、未来の顧客も見据えて行われています。潜在顧客である若者に対する情報発信の発想は斬新です。「0円で体験する」という形態をとることで、地域の観光資源に触れる機会を創っています。一時的なサービスに見えますが、将来の需要創造となる情報発信を越えた画期的なプロジェクトだと思いました。JRCは、じゃらんが観光業のステークホルダーとの関係において高い価値を創造する基盤になっていることが分かりました。
講演後、学生からの質問にも丁寧にお答えいただきました。将来の需要に関することや今後のじゃらんのサービス提供などについて、私たちにも分かりやすい言葉を使って解説してくださいました。
今回の講演を通して、情報の持つ価値を再認識することができました。情報を活用してよりよいサービスを提供したいという北嶋さんの生き生きとした表情が印象に残る講演でした。付加価値の高いサービスは、「よいものを活かしたい」という熱い思いと「情報」が融合すると生まれると感じました。
報告:経営学科3年 宮崎まはる

