2025/01/11 (SAT)
立教経営1-day Passport 2025 実施レポート
OBJECTIVE.
1月11日(土)に立教大学池袋キャンパスにて、『立教大学経営学部1-day Passport 2025』が開催されました。「立教経営の授業を体感できる!」「グループワークを通して『自分らしいリーダーシップ』を発見できる!」をコンセプトに、学部1年生が高校生・既卒生向けに授業体験型プログラムを実施。当日は、350名の高校生・既卒生にご参加いただき、立教経営の授業や大学生活の雰囲気を体感してもらいました。
1-day Passportとは?
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経営学部の1年生が高校生・既卒生向けに授業体験型のプログラムを実施するイベントです。学部1年生が履修する「論理思考とリーダーシップ(Business Leadership 1 [BL1])」という授業の一部として開催されており、当日は大学生と高校生それぞれ3~5人ずつでチームを組んで授業を進行します。 BL1では全14回ある授業のうち、前半に論理思考についての基礎を学び、後半は1-day Passport当日に向けてオリジナルの教材づくりに取り組みます。普段は授業を受講する側の1年生ですが、イベント当日は教える立場。自分たちの学びを他者に伝えるという経験を通して、さらに論理思考への理解を深める狙いがあります。
1-day Passportの特徴
1-day Passportの特徴を2つご紹介します。
①イベントの準備や運営の大部分を学生スタッフが担当
BL1では「学生スタッフ制度」が採用されており、通常授業の進行などは「SA・CA(以下、学生スタッフ)」と呼ばれる学部2年生が務めます。本イベントもBL1の授業の一部ということもあり、当日の司会進行や学生の誘導といった見える部分だけでなく、参加してくれる高校生の募集や当日の人員配置などの裏方作業まで、ほとんどのタスクを学生スタッフが担います。
②当日は立教大学経営学部1年生が高校生・既卒生に授業を実施
この日のために、先生や担当の学生スタッフ・先輩から何度もフィードバックをもらいながら、工夫を凝らした教材を作成。普段とは異なり、「教わる側」ではなく「教える側」を経験することで、個々のリーダーシップ発揮・成長の機会となります。
①イベントの準備や運営の大部分を学生スタッフが担当
BL1では「学生スタッフ制度」が採用されており、通常授業の進行などは「SA・CA(以下、学生スタッフ)」と呼ばれる学部2年生が務めます。本イベントもBL1の授業の一部ということもあり、当日の司会進行や学生の誘導といった見える部分だけでなく、参加してくれる高校生の募集や当日の人員配置などの裏方作業まで、ほとんどのタスクを学生スタッフが担います。
②当日は立教大学経営学部1年生が高校生・既卒生に授業を実施
この日のために、先生や担当の学生スタッフ・先輩から何度もフィードバックをもらいながら、工夫を凝らした教材を作成。普段とは異なり、「教わる側」ではなく「教える側」を経験することで、個々のリーダーシップ発揮・成長の機会となります。
1-day Passport当日の流れ
当日はガイダンスパート、授業体験パート、振り返りパートの3部に分かれたプログラム構成になっています。
①ガイダンスパート(立教経営&リーダーシップ説明)
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イベントは、学生スタッフが作成したオープニング動画で幕開け。アイスブレイクでは参加する高校生の緊張をほぐすため、学生スタッフが振り付けたダンスを全員で踊りました。 力が入っている様子だった高校生も見本を見て楽しく身体を動かしており、会場が和やかな雰囲気に包まれました。
次に、立教経営についてや立教型リーダーシップの説明などをおこないました。立教大学経営学部では、リーダーシップを「チームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力」と定義しており、BL1だけではなくBLPの全てのプログラムを通して学んでいきます。このパートの最後には、各自で今日のリーダーシップ目標を考え授業体験パートへと移ります。
次に、立教経営についてや立教型リーダーシップの説明などをおこないました。立教大学経営学部では、リーダーシップを「チームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力」と定義しており、BL1だけではなくBLPの全てのプログラムを通して学んでいきます。このパートの最後には、各自で今日のリーダーシップ目標を考え授業体験パートへと移ります。
②授業体験パート
授業体験パートは、参加してくれた高校生・既卒生に立教経営を体験してもらう、イベントのメインパートです。学部1年生は、時間をかけて作り上げた教材を使って高校生に対面形式で授業をしていきます。「定期テストの点数を上げるためには?」「朝早く起きられるようにするには?」といった高校生らしい題材から、「スマホを使いすぎない様にするためには?」といった現代らしいお題もあり、高校生は付箋や模造紙を使って取り組んでいました。学部1年生は、スライドだけでなく口頭での説明の仕方や雰囲気の作り方など、細部まで工夫し、班員同士で役割分担をしながら授業を進める様子が印象的でした。
③振り返りパート
経営学部では授業後に振り返りを行うことも重視しています。授業体験パートでの論理思考についての学びだけではなく自身のリーダーシップ行動についても振り返ることで、論理思考とリーダーシップ、両方の学びを深めていきます。 振り返りでは、一緒にグループワークをしたメンバーから、リーダーシップについて、いつ、どんな行動が、チームやメンバーにどのような影響を与えていたのかを具体的に伝えあう相互フィードバックを行いました。これにより、ガイダンスパートで掲げたリーダーシップ目標が達成できたかを客観的に知ることができます。また、自分が知らなかった新たな強みを知る機会にもなり、さらなる成長に繋がります。参加してくれた高校生からは「高校では受けられないような授業の仕方で、とても新鮮で楽しかった」「リーダーシップの考え方が変わり、リーダーシップを発揮するハードルが下がった」「グループワークが苦手だと感じていたが、今回楽しめて良かった」といった声をいただきました。
学部1年生感想抜粋
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●55分の授業時間は短く感じましたが、高校生のみなさんが積極的に意見を出してくれて前のめりに参加してくれたので、進めやすくとても楽しかったです。
●考えたコンテンツに対して高校生が楽しそうに取り組んでくれ、アイディアも想像より出してくれたのでホッとしました。時間にも気を付けてスムーズに進行できたので良かったです。
●考えたコンテンツに対して高校生が楽しそうに取り組んでくれ、アイディアも想像より出してくれたのでホッとしました。時間にも気を付けてスムーズに進行できたので良かったです。
BL1コースリーダーより
今年も1-day Passportには全国から350人の高校生が参加してくれました。大学1年生は昨年までと同様に9月から4ヶ月かけて高校生向けの教材を作成し、このイベントに臨みました。今年は教材作成に加えて当日の授業運営の準備も入念に行ったため、当日は自信を持って高校生への授業に臨んだ大学1年生が多かったように思います。高校生の満足度も昨年よりもさらに高い値になっていました。
教材作りをするにあたり、授業外のグループワークが必要になります。大学1年生のアンケートを見ると、各チーム4-5人のメンバーのスケジュールがなかなか合わない中、役割分担をしたり、議事録を作成して次回のグループワークまでの準備を共有したりすることを通じて、論理思考だけでなくリーダーシップの実践にもつながっていたようです。
これからも少し背伸びをしたチャレンジをしてたくさんの学びと経験を身に付けていってください。
(BL1コースリーダー・宇田先生)
教材作りをするにあたり、授業外のグループワークが必要になります。大学1年生のアンケートを見ると、各チーム4-5人のメンバーのスケジュールがなかなか合わない中、役割分担をしたり、議事録を作成して次回のグループワークまでの準備を共有したりすることを通じて、論理思考だけでなくリーダーシップの実践にもつながっていたようです。
これからも少し背伸びをしたチャレンジをしてたくさんの学びと経験を身に付けていってください。
(BL1コースリーダー・宇田先生)