立教大学

今回は春学期Global Internship科目にて、夏休み期間中にBLD WEDDINGS株式会社でインターンを行った経営学科2年 石井里佳さんのレポートです。

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　私は2年次春学期にGlobal Internshipを履修し、ウエディング業界のBLD WEDDINGS株式会社における人事部で約1ヵ月間インターンシップをさせていただきました。
　今回インターンシップに参加した理由は大きく二つ挙げられます。一つ目は、社会に出るうえでの準備として多くのことを吸収したかったからです。これまでインターンシップに参加した経験もなく、自分が会社で働くイメージを持つことができませんでした。そのため、インターンシップを通して、社会人として求められるスキルを身に付けたいと考えました。二つ目は、自分の力量を図りたかったからです。大学の授業や活動を通して自己理解を深める機会はありますが、実践的にアウトプットできる場所が少ないと感じていました。そこで、実際に企業で働いてみることで、新たな自分の強みや弱みを知ることができるのではないかと思いました。
　今回のインターンシップで任せていただいた業務内容といたしましては、新規応募の対応、採用面接の同席、資料作成等です。
　最も影響を受けた出来事は、採用面接の同席をさせていただいたことです。これまでは面接を受ける側だったのですが、今回初めて人事として採用する側の視点を経験させていただきました。複数回にわたる採用面接の同席を通して、採用をする際に重視していることは、応募者の人柄が企業の求める人材と一致していること、またその方の能力を最大限に引き出せることであるとわかりました。また、中途採用は入社後の定着率を高めるためにも、企業とのミスマッチをなくすことが大切であると学びました。
　そして、インターンシップを通して成長できたことは三つあります。
　一つ目は、自分から行動する力を養い、社会的観点からの学びを深められたことです。与えられたタスクを効率的に行い、他にサポートできることはないかを積極的に探す姿勢を大切にしました。その結果、面接の同席・議事録に加えて求職者に対する質疑応答の機会を頂くことができました。この経験は大学生活では得ることのできない貴重なものであり、多くの学びがあったと感じています。
　二つ目は、積極的にコミュニケーションを取ることで自分の強みを明確にできたことです。採用基準や採用で重視していることなどを積極的に質問したことで、次の面接の採用時に柔軟性のある応用的な考え方ができるようになっていきました。
　三つ目は、他者からのフィードバックを受け、自己成長につなげられたことです。資料を作成する際に大学生ならではの視点を大切にしました。そしてフィードバックをもとに良い点・改善点を分析することで、より内容の濃い資料を作成できたと思います。
　今回の1ヵ月間のインターンシップはとても貴重な経験であり、自分自身に大きく自信をつけるきっかけになったと思います。はじめは人事に関する知識も少なく、私が持っているスキルも十分でなかったです。しかし、そのような状況から1ヵ月間の経験を通して、人事の知識も少し身に付けることができ、スキルアップも図れたと感じています。そのため、より視野を広げて他の業界や分野についても学びを深めていきたいと考えています。これからもたくさんのことに挑戦し、選択肢の幅を増やしていきたいです。