GBI/グッド・ビジネス・イニシアティブ

[共通基礎プログラム]経営学部

ビジネスを通じて社会をより良くする「善き経営」を探究する学び
GBI(グッド・ビジネス・イニシアティブ)は、立教大学の「自由の学府」の精神を基盤に、誠実さと責任を軸とした経営のあり方を理論と実践の往復によって深く考えるプログラムです。

多様な視点を養うGBIの主要科目

1年次から卒業まで、理論と実践を段階的に積み上げていく一貫したカリキュラムです。

4つのコア概念

主要科目

  • グッド・ビジネス(1年次)
    「善きビジネスとは何か」の基礎を学び、経済的価値と社会的価値を同時に創出するための感性と論理を養います。
  • CSR(2~4年次)
    企業の社会的責任の歴史と現在を深く学び、環境や人権といった諸問題に対し、企業がいかに誠実な信頼を築くべきかを議論します。
  • 経営と社会(2~4年次)
    企業を社会システムの一部として捉え、非営利組織や行政との協働、組織を律するガバナンスなど、広い視野で経営を分析します。
  • グッド・ビジネス・ワークショップ(3~4年次)
    学びの集大成。実際の社会課題に対して、革新的なビジネスモデルを企画し、自らの構想を具体的な形にする実践力を磨きます。

「自由の学府」の精神を、ビジネスの現場へ

GBI(グッド・ビジネス・イニシアティブ)は、立教大学が培ってきた「自由の学府」の精神を現代のビジネスに接続し、社会にとっての「善き経営」を探究する教育プログラムです。ここでいう自由とは、他者の価値や尊厳を尊重しながら、自らの理想を実現するための力を主体的に獲得していく姿勢を指します。

GBIでは、企業を単なる利益追求の主体としてではなく、社会の豊かさに直接関与する存在として捉え、誠実なビジネスプロセスそのものが社会課題の解決や新たな価値創出につながる可能性を学びます。効率性や短期的成果に偏るのではなく、目的・過程・成果のすべてにおいて責任ある判断とは何かを問い続ける点に特徴があります。学びの方法は、学術的理論と現実のビジネスの複雑さを往復するスタイルです。ケーススタディやグループワークを通じて、多様な価値観の中で生じる葛藤や判断を疑似体験し、物事の本質を見抜く批判的思考力を養います。さらに、強さ、やさしさ、面白さ、プラットフォームという4つの概念を軸に、社会との関係性の中で経営を多面的に理解していきます。GBIの学びは、正解のない時代において自ら問いを立て、ビジネスを通じて社会に能動的な変革をもたらすための思考の基盤を育てるものです。


※本プログラム提唱者であるスコット・デイビス教授の理論(立教大学経営学部(編)(2016)『善き経営GBIの理論と実践』丸善雄松堂)を元に構成
GBI担当 村嶋 美穂 准教授
企業の社会的活動が、投資家や消費者の行動、そして地域社会に与える影響を多角的に分析。社会課題への取り組みが、企業と社会双方に持続的な発展をもたらす仕組みを、データを用いて実証的に研究している。

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