ワークショップ:
『新たな価値を創出するベンチャー・ビジネス:アメリカから見た日本の可能性』
講師:アニス・ウッザマン(Fenox Venture Capital共同代表パートナー&CEO)
パネリスト:中田耕介(株式会社モトアップ代表取締役)
松岡洋佑(株式会社イノベスト代表取締役)
2013年1月28日(月曜日)午後6時半~8時
立教大学池袋キャンパス11号館A201教室
共催:立教大学経営学部/同ビジネスデザイン研究科大学院/アメリカ大使館
1. 概要:
アメリカでは毎年多くの若手起業家が新たなビジネスを立ち上げ、新しい価値を世の中に問い、それが受け入れられる中で世の中も変化していきます。その中には、10代で起業した成功例もあります。しかし日本の若者にとって、起業は身近なものではありません。優れた技術やアイデアがあっても、資金や経営ノウハウの欠如、高いリスク、後ろ向きな社会的評価などとどう向き合っていくかなど、多くの難題が待ち構えています。
本ワークショップでは、第一部で、日米で学び、現在シリコンバレーでベンチャーキャピタルを運営している、アニス・ウッザマン博士をお招きし『新たな価値を創出するベンチャー・ビジネス:アメリカから見た日本の可能性』と題してお話を頂きます。それを受け、第二部では、本学を卒業後に起業した二人をパネリストに、自身の起業経験をケーススタディーとし、スタートアップに欠かせないチームの作り方、プロダクトを作り、守る方法、マーケティング、資金調達、海外戦略から、「エグジット」戦略まで、日米のベンチャー事情に精通したウッザマン博士とパネルディスカッションを行い、参加者との活発な質疑応答や意見交換も行う予定です。
2. 略歴:
アニス・ウッザマン氏:東京工業大学電気情報工学卒業。オクラホマ州立大学電気工学にて修士、東京都立大学情報通信システム工学にて博士を取得。
IBMなどを経て、シリコンバレーにてフェノックス・ベンチャー・キャピタルを設立。主に初期投資とファイナルラウンドを専門とし、全世界のインターネット、ソフトウェア開発、リテイル関連をメインとした投資を行っている。これまでに30篇以上の学術論文を執筆、各種のセミナーなどで講師として招かれている。
中田耕介氏: 高校3年生の夏から卒業まで、インターネット通販を個人事業として行う。立教大学経営学部に入学後、複数のベンチャー企業でインターンを経験。大学1年時にウェブメディアの企画開発運営を行う会社を設立。2年後に売却。2011年3月に同大学を卒業、同年6月に株式会社モトアップを設立。ウェブインテグレーション事業とメディア事業を主事業とする。
松岡洋佑氏:
2011年3月に立教大学経営学部を卒業、同年7月に株式会社イノベスト(innovst, Inc.)を創業。”Draw your Mind”を理念に、人々のアイディアを引き出すことが実現するプラットフォームを目指し、Webサービス×教育機関の事業を開始。主事業として、教育機関コンサルティング、Webサービスの企画開発運営を行う。5つ年上のIT系会社と兼業の副社長、立教大学経営学部卒業生の後輩の2人を役員に迎え、インターン生とフリーランスで開発チームを構成。現在は、大学在学中の公認会計士試験勉強の経験を活かし、フリーランス向け青色申告記帳サービスZiitax(ジータックス)を開発、1月よりサービスインしている。
3. お申込み: リンクよりオンラインでお申し込みください。
<この件に関する問い合わせ先>
経営学部教授 尾崎俊哉 Tel:03-3985-4077
以上