教員・研究

活動レポート
COB Leadership Symposium 2013「リーダーシップ教育と学生部の役割―米国大学Student Leadership Programをめぐって」が開催されました

2013年07月10日 更新|  印刷印刷する

COBsymposium2013.jpg

2013年5月29日、立教大学太刀川記念館3階にてCOB Leadership Symposium 2013「リーダーシップ教育と学生部の役割―米国大学Student Leadership Programをめぐって」が開催されました。今年度は立教大学グローバル教育センター、立教経営学会との共催で行いました。リーダーシップ研究所所長の日向野幹也教授による開会挨拶の後、BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)の概要説明がありました。BLPとは学生が将来グローバルリーダーとして活躍するために作られた経営学部のリーダーシップ育成カリキュラムです。2011年に文部科学省から全148取り組みのうち「特に優れており波及効果が見込まれる取組」(全国の大学で15件、首都圏の私立大学では唯一)に認定されたこと等を報告しました。(詳しくはこちらをご覧ください。http://cob.rikkyo.ac.jp/blp/2048.html

基調報告では、立教大学学生部長・観光学部舛谷鋭教授より学生のリーダーシップ教育の必要性と立教大学学生部での役割について報告がありました。立教大学学生部では、学生自身がリーダーシップを発揮できる機会を提供するために様々な種類のインターンシップや海外留学、一定期間の社会活動後、その評価として単位が付与される立教サービスラーニング(RSL)というプログラムも展開する予定です。

採用候補①.JPGのサムネール画像

また、米国から本シンポジウムにゲストとしてお越しいただいたGama Perruci氏(マリエッタカレッジ教授)と、Susan Komives氏(メリーランド大学名誉教授、Jossey-Bass社役員)、Nance Lucas氏(バージニア州立大ジョージ・メーソン校教授)からもそれぞれ米国大学における学生部の役割とリーダーシップ教育について報告がなされました。

Gama Perruci氏には、一般的なリーダーシップとフォロワーシップの関係性についてお話いただきました。リーダーシップを発揮することはチームにとってすばらしいことですが、全員がリーダーになり率先して物事に取り組んでしまってはチームがバラバラになってしまいます。したがって、チームを成功に導くにはリーダーとフォロワーのバランスが大切であり、リーダーはチームの状況を常に読み取り、場合に応じてフォロワーになることも必要であることがわかりました。

採用候補②.JPGのサムネール画像

また、Susan Komives氏は、過去100年の間に学生の行動がどう変化していったのかを説明し、グローバル化が進む中で学生の様々な要望に対応できるよう、大学側も変化していくべきであることを主張していました。メリーランド大学では学生にとって効果的な教育と環境を提供するために40以上ものサービスを設けています。更に、Nance Lucas氏は、リーダーシップ教育は学生だけでなく、大学の運営を担う職員側にも必要であることを示していました。米国大学では、学生の学びを最大限にするためのサービスやプログラム開発を行うことが常識であり、そのプログラム開発を支えるために職員は優れた変革リーダーのスキルを身についていなければなりません。職員は様々なケーススタディーを学び、Appreciative Inquiry (AI) という組織内の「解決すべき問題」というネガティブな部分ではなく、組織や個人の持っているポジティブな面に焦点をあて、対話によって組織の理想像を具体化させていくアプローチを行っています。

採用候補③.JPG

これまで大学学生部の目線で教職員と学生の関係について考える機会がほとんど無かったので、今回のお話しを伺って大学も学生のニーズに合わせてどんどん変化してきていることに驚きました。今後、より質の高い教育機関をつくるために学生と教職員がどう協働していくべきなのかを考えさせられました。

(学生レポーター 国際経営学科3年 櫻井捺加)


本シンポジウムの様子は、リーダーシップの国際学会であるInternational Leadership Associationの6月ニューズレターにも掲載されました。

ILANewsletterキャプチャ.jpg


なお、当日の動画は以下よりご覧いただけます。

 

教員・研究

rss RSS 更新情報

特色あるカリキュラム

  • 経営学科BLP(Business leadership program) ビジネス・リーダーシップ・プログラム
  • 国際経営学科BBL(Billingual Business Leader Program) バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム
  • 大学院MIB(Master of International Business) 国際ビジネス修士プログラム

EFMD
欧州の大学認証機関EFMDのメンバーです。

  • YouTube
  • Picasa
  • twitter