ビジネス・リーダーシップ・プログラム 経営学科のコア・カリキュラム

活動レポート
BL0教員の声・コースリーダー舘野泰一

2014年07月30日 更新|  印刷印刷する

 

“新たな役割を見いだそうとする姿勢が、

組織全体をクリエイティブなものにする”

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「リーダーシップ入門(通称BL0)」は、少人数のグループワークを通じて、自分なりのリーダーシップの発揮方法を体感し、経営学部で自立的に学習していくための専門知識や必要性を学ぶことを目的とした授業です。経営学部1年生前期の必修科目なので、卒業生も含めたすべての経営学部生が初めてリアルなビジネスを体験できた機会として、特別な想いを抱く科目でもあります。今年度のBL0も全セッションを終えました。そこで、受講生や授業運営を勤めたSA(Student Assistant)、カリキュラム設計を担当した教員に心境を伺いました。今回ご紹介するのは, BL0コースリーダーの舘野泰一 助教のコメントです. (5回シリーズの第1).

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本年度のBL0の特徴は、「クラス間交流」の機会を多く取り入れたという点です。BL0は経営学部の1年生約400人が18クラスに分かれて同じ内容を受講しているため、クラス間での交流を授業に取り入れることができます。具体的には、1.ビジネスプランの発表・フィードバック、2.グループワークの振り返り、において通常のクラスのメンバーだけでなく、他のクラスのメンバーを混ぜて実施しました。

この活動を取り入れた狙いは、「ビジネスプラン」「リーダーシップ」という2つの面において、学生の視野を広げることです。例えば、ビジネスプランの作成において、クラス内だけで発表・フィードバックを繰り返しているだけではプランが煮詰まってきます。また、グループワークの振り返りにおいても、自分のグループやクラス内だけで実施していると、それが自分たちのグループだけに起きている問題なのかなどが見えにくくなります。

今回「クラス間交流」を取り入れることで、これらの問題をある程度解消することができたと考えています。クラス間交流は、授業準備などのロジの視点からいくと、通常の授業よりもはるかに負荷が高くなります。しかし、それをするだけのメリットを感じました。(もちろん、それが実現できたのはSA(スチューデント・アシスタント)たちの周到な準備があったからです)

クラス間交流を行うことは、リーダーシップを発揮する範囲を「自分のグループやクラス」というレベルから「BL0の受講生全体」というレベルに広げるきっかけにもなると考えています。より広い視野を持ったリーダーシップを身につける機会になるように、今年のノウハウを活かしつつ、来年度も実施していきたいと考えています。

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BL0では18人のSAがおり、それぞれ違った役割を持って授業運営を行っているため、その成果から一人を選ぶことは難しいです。しかし、取り組む姿勢において評価したいポイントはあります。それは、新たな役割を見いだそうとする姿勢です。

 具体的には、「いま授業運営において何をしなければならないのか」「自分がそこに貢献できる特徴はなにか」という2つを行き来しながら、自分の役割を積極的に見いだすような行動をしていたSAを評価したいと考えています。それは組織の成果にとっても、自分の成長にとっても、win-winに働きます。

こうした姿勢を持つ人がいたことで、授業運営をする上で、事前に想定してなかった係や役割がどんどんと生まれ、新たな企画が立ち上がっていきました。例えば、タブレットPCを授業運営に活用することを考える係や、SAのためのビデオ教材作成係など、さまざまな係が生まれました。また、係レベルでなくても「これに困ったら、あの人に頼もう」という役割を見いだすことができた人がたくさんいました。

状況にあわせて新たな役割をつくりだそうとする姿勢は、組織全体をクリエイティブなものにする上でも非常に重要です。こうした姿勢を今後も大事にしてほしいと感じました。 

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 私が印象に残っているのは、最後の授業で行った「振り返り」の場面です。授業の最後に、一人一人がクラスのメンバー全員に対して、授業全体を通して分かった自分のリーダーシップの特徴と、今後の目標について話すという活動をおこないました。

 その際に、自分のできていなかった点を、明るく、そしてしっかりと問題を分析した上で話せていた学生がとても印象に残っています。これはなかなかできないことだと思います。自分のことを卑下するのではなく、その問題がなぜ起こっているかについて考えながら、具体的な行動目標について話している姿に頼もしさを感じました。

この授業はあくまで「リーダーシップ入門」なので、できないことがたくさんあること自体に大きな問題はありません。ただし、その問題の本質がどこにあり、次に何をするかを考えることはとても重要です。

 今回の授業を通して、「自分が取り組みたい課題や方向性」をつかむことができればよいなと思っています。

 2014年度 BL0コースリーダー 経営学部 助教 舘野泰一

 

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